2008年5月31日(土)
▼梅・柿


 梅の実も日に日に大きくなって、上向きだった枝も重みで地面すれすれに
なる物や、重みで折れる物が多くなりました。
つっかえ棒をしてはいるのですが・・・・・。
枝も混んできたため、消毒用のSS(スピードスプレーヤー)がぎりぎりだったり・・・・。



 大きく、きれいな実がたくさん採れそうです。


・・・・・・・採れるといいな(笑)





こちらは、愛宕柿(あたごがき)



上が愛宕柿、下が横野柿(よこのがき)
横野柿は、蜜が多く花びらがなかなか落下してくれません。
そのため、病気や害虫が発生しやすかったりしていろいろ面倒です。



2008年5月30日(金)
▼梅


生産者と消費者の交流と言うことで、「青梅」の時と「完熟梅(売れて落果したもの)を
採取して、それをジュースにして楽しんで貰うという取り組みが同志会を中心に
進んでいます。
同じ園地で行う予定だったのですが、今年はどことも不作の年。
急遽、まずまずの実がなっているウチの園地が「完熟梅の採取場所」となりました。

・・・・・・今日。(笑)



詳しいことは西条市広報14Pか、情報最前線(催し)部分をダウンロードしてみてください。
問い合わせは、東予園芸農協(石根支部・いわねしぶ)までお問い合わせください。
6月29日日曜 10:00〜12:00 15組30名を予定しているそうです。
地元西条ほか・松山市方面からのご応募を募っています。

企画書(青梅)



頂いた企画書(案)



持ち帰りについては、1キロ幾らでその場でお持ち帰りとなるかも知れません。
完熟梅に関しては、梅の木の下に張ったネットに落果した実を捕虫網ですくい取ります。
道具のほとんどはこちらでそろえますが、帽子などの暑さ対策。
蚊などの虫対策をお願いします。
雨天時はレインコート(雨合羽)を持ってきてください。
傘の使用は出来ません



※園内は禁煙でお願いします。
2008年5月30日(金)
▼にんにく


中国毒入り餃子事件以来、ネギとかニンニクのお値段が上がっているらしいですが
最近は供給が追いついてきたため、だいぶ下がってきました。
とはいえ結構まだまだお高い国産品。
中国産3個で128円の所、青森産で298円香川産でも198円。
昨年、ニンニク好きだから〜。
と言う軽い気持ちで植えておいたニンニク。
一杯出来たので、種球根代を回収しようと出荷することにしました。


素人なので、大きさがばらばらで大きい物は下の方の写真にもある様に
手のひら一杯くらいの大きさがあります。
今回は、そこそこの大きさでそろえて出荷。
二個200円くらいの予定です。
掘りだちのニンニクは美味しいですねえ・・・・。
来年はもう少し大きめの品種とかいろいろ増やしてみたいと思います。
来年というか10月くらいですね。
半年以上と長い期間が掛かるのがネック・・・・・・・。


おまけ・・・・・スイカの小さな実が付いていました。
子供の頃から、飽きるほど食べたので・・・・・もう良いです。(笑)
2008年5月25日(日)
▼22〜25日


ここ3日ほどが「ヘイワード種」(キウイフルーツ)の授粉作業のピークとなりました。
ヘイワードが咲くと雨が降る・・・・地元では生産農家のある意味常識のような言葉があります。
ゼスプリゴールドキウイより長期間にわたって一寸ずつ咲き続けるヘイワード種は
何故か雨の日とかぶる事が多いのです。
しかも、花が多く咲く日に限って雨が降ります。
ジンクスと言うより「呪い?(汗)」



ヘイワード種はゴールドのように「花粉+増量剤(粉)」で行っていたのですが
ここ最近は液体授粉を行う様になりました。
この方が、若干授粉率が落ちる(慣れの問題で実際は誤差の範囲内)と言われ
かたくなに、石松子での授粉を行うところが多いのですが、こちらの方が簡単で早く
小雨程度でも作業を行うことがでくるメリットがあります。
しかも、吹き付けた跡がはっきり付くので無駄も省けます。



問題点として、これ・・・・・。
1L入りの紙パックの「花タッチ」しかない点。
いったん開封すると、その日の内に使い切らないと劣化し使えなくなるため
「一寸だけ」咲き始めとか花のシーズンも終わり頃などは使いづらくなります。
1L辺り5〜7g程度を良く混ぜ合わせて使いますが、混ぜ合わせてから2時間位のうちに
授粉させないと花粉が活力を失ってしまうため、一気に大量に作っておき一寸ずつ使うことも
出来ません。




中身は大した物ではなく、ジュースなどでおなじみ「ブドウ糖果糖液糖」に「寒天」
これらは、接着剤のような役割です。
あとは、色粉として赤色102号。
青色5号とかの方が、格好よさげですが明るいところでは見づらくなります。
飲用不可とありますが、当然手に付いたり口に入ったりするので飲んでも問題なし。
甘いはずの材用ですが・・・・・水くさくてイマイチのお味でした(笑)

ちなみに、作っているのは「ポンジュース」でおなじみの愛媛飲料。




イソギンチャクのヒダヒダっぽい所に付着させなければならないのですが
ついつい、白い花びらに一杯に付けてみたくなったりします(笑)



23日、今年初挑戦となりました「にんにく」がようやく収穫を迎えました。
まあ、試食用に少し掘り起こしたのですが・・・・・。
いやあ、思ったより大きく育ってくれました。
来週には直販所に出す予定ですが、その前に試食・・・・・・。
ラップで包んでレンジで3分・・・・・・・ピー(家のは何故かチーンと鳴らない)。
ピリ辛のドレッシングを・・・・・・・うまーい(笑)
店で売っている乾燥させたニンニクと違い、甘くて美味しかった・・・・・。
売るのがもったいねえ(笑)



さてそんな頃、山のキウイ畑では




授粉が成功したゼスプリ(TM)ゴールドキウイ。
すくすくと大きくなっております。



そして今日は稲苗の受け取りの日。



対して広い田んぼではないので、53枚。
しばらくこのまま自宅で育て、来月には田植えです。
以前は自宅で、籾から育てていましたがJAに出荷するためには
様々な条件をクリアした苗でないといけないので、JAから購入した方が
早いのです。
2008年5月21日(水)
▼5月21日


 台風前後は、涼しい日が続いたのですがその後は順調に夏らしくなって参りました。
まだ五月なのに、暦の上ではもう夏なんですねえ・・・・・。

 と言うわけで?自宅警備員(準二級)の『権ノ助(ごんちゃん)』にも
夏服が支給されました・・・・・・・。(^^)/

ここ半月ほどは、こんなに抜けて大丈夫なのか?
と言うくらい抜け毛がすごかったのですが、無事換毛期も過ぎ一回りも二回りも


「おまえは誰なんだ!?」


と言うくらいスリムに・・・・・・・・・・・。





本日のお仕事。
授粉に成功したか失敗したか、だいたい判る様になって参りました。
人工授粉のさいに、忘れていた物や作業期間が終わった後に咲いた物などは
全く実が大きくならず、花柄部分が枯れて実が落ちています。
授粉のさいに、十分な数の花粉がかからずにいた物などはごらんの様に
サイズ的にとても小さい。

苺の種のように、キウイも中に出来る種が大事で種の回りに果肉がついて行く感じで
実が大きくなるので、授粉に失敗>種が出来ない>実が大きくならない。

そう言う実は大きくならずに、栄養を浪費するだけなのでこの時期にカットしていきます。
また、扁平率が決まっていて。
それ以上の物は正品にならないためそれもカット。






これは極端な例ですが、棚のワイヤーなどに乗っかる形で育つと、実や花柄に擦り傷が付き
腐ったり傷になって残ったりするので、出来るだけ宙ぶらりん(花柄部分だけでぶら下がる様)
に直して行きます。

このあと、愛宕柿には「2分咲き時」横野柿には「ほぼ満開時」のタイミングで
炭疽病・アザミウマ・灰色カビなどの予防のための消毒作業を行いました。
家族総出で一日作業だったものもSSの導入で一人で3時間ほどで終わりました。
しかも、1つはよそさまの畑の防除・・・・・・。

手作業時の頃には戻れないねえ・・・・・・・・。
というか、少子高齢化が進むと人手自体足りなくなるもんねえ・・・・・・・・。

 農作物も「原材料が値上がりしたから〜」と簡単にその分上乗せできると良いのになあ。
出荷の値段は下がっていくのに、店頭で値段が上がっているのが不思議すぎるわ・・・・・。

2008年5月19日(月)
▼キウイと柿
 横野柿の花もほぼ満開時期となりましたが、台風4号のため午後から雨が降り出しまして
「灰色かび」
「タンソ病」
「アザミウマ」などの防除(予防)薬の散布時期を巡って議論がなされてたりします。




上の写真にある様に、果実になる部分にくっつく形で花びらが付いています。
愛宕柿などは、授粉後間もなく落下するのですが、横野柿は蜜の粘度が高いため
接着剤の役目を成し、不要となった花びらがくっついたままになります。
其処にカビが繁殖(灰色カビ病)。
また、昨年大ダメージを被った「タンソ病」。
実の回りに打ち身のあざのように黒い斑点ができ、やがて大きくなりながら腐っていきます。
木の中に入り込み、枝ごと枯らしてしまったりします。
そしてアザミウマ、蜜を求めて花の内部に入り込み蜜を吸うさいに実となる部分に傷を付けて
しまい、実の回りに輪っか状に斑点ができます。
これらは、出来てしまってからではどうすることも出来ないのでひたすら防除するのみ。
薬剤散布で、実や葉・枝などに膜を作り進入させない様にします。
もっとも薬剤の効果はせいぜい10〜15日程度。
その期間に雨があれば更にその期間は短くなります。


 ※残留農薬に関しては、収穫までまだ半年以上あるので問題はありません。

農薬が危険なのは、直接口から濃度の高い薬を吸い込む散布作業者で
収穫時期には残留農薬は問題のないレベルになります。


 ヘイワード・ゼスプリ(TM)ゴールドキウイへの人工授粉に使う花粉の採取が
本格的に始まりました。



多いときには、コンテナ2〜3杯の雄花が取れます。



これを、粉砕します。




ふるいにかけ、花粉が入った部分だけを取り出します。



それを、一昼夜忙しいときには電気毛布で暖めて乾燥させていきます。




ブラシと、目の細かいふるいで花粉だけを濾し取ります。



こんな感じで・・・・・。

これを約3〜400g(作付面積などで変化する)確保して冷凍しておきます。
このあと、ヘイワードの雌花が本格的に咲き出すと花粉を採取しつつ授粉を行いながら
来年のゼスプリ(TM)ゴールドキウイ・ヘイワード初期の授粉用の確保を行うのですが
未明〜早朝に花が開くので、開きはじめくらいに採取しないと飛び散ってしまうため
早起きが苦手な私にはつらい季節・・・・・・・とほほー(涙)
2008年5月15日(木)
▼益々忙しくなって参りました。


5月12日
横野柿の花が咲き始めました。



車輪の修理も終わった「高所作業車」



目一杯アームを上げた状態。
以前は、これでも一番上まで届かなかったりもしましたが、切り下げたおかげで
横野柿の方は無理をしなくても一番上にアクセスできる様になりました。
前回、取り切れなかった余分な蕾や新たに出てきた新芽を取り除く作業を行いました。
途中、台風二号とかが近くを通り過ぎた際に雹が降ったらしいですが
気がつきませんでした・・・・・・・・。
強い雨に混じったためでしょうか?
これと行って被害は見受けられません。
2年前の全滅の時の記憶がよみがえったりもしましたが・・・・・・・・せーふ?

2008年5月7日(水)
▼踏んだり蹴ったり
 怒濤の「キウイ週間」が一段落して(終わりでなく一段落というところがポイント((涙))
愛宕柿の「花分き(はなわき)」を始めました。
先月行った横の柿の場合、まだ小さい蕾の段階で余分な蕾を除くかどうかで
残す蕾、ひいては果実の大きさに影響が大きく出ます。
が、愛宕柿の場合少し遅めでもそれほど影響がありません。
早いに越したことはないのですが、作業がかち合った場合後回しに出来ます。

 そんな作業も、午前中に高所作業車のバッテリー上がり・・・・。
内部へのアクセスがし辛い機械のため、バッテリーコードを繋ぎっぱなしで
一月近く置いてあったら、バッテリーが・・・・・・。
セルの回りが悪いなあ・・・と思いつつ使っていたら、始動>ちょっと動かしすぐ停止>また始動
この繰り返しで、負荷が掛かりすぎたらしく・・・・・。
そんな昇降機も、お昼からオイル交換バッテリー満タンで機嫌良く動いていたと思いきや
キャタピラーの車軸と車輪を繋ぐ部品が破損・・・・・車輪が脱輪・・・・・・・・Σ(>_<)
SS(スピードスプレーヤー)のオイル交換をすれば、廃油入れとまだ少し残っている
おにゅーのオイルの入った缶を間違えてしまってパーにしてしまったり・・・・。
ろくな事がねえ・・・・・・・・・・。




 そんな中、楽しみの一つが来月出荷が始まる梅の実の成長。
去年までは、職員として受け入れ・評価と酷いストレスにさらされていたのですが・・・・・・・。
今年は、まさに我が子(笑)
昨年は、雹被害で全滅だったおかげか?
裏年で他の園地はほとんど実を付けていないのに、我が園地は十分すぎるくらい・・・・。
生理落下といって、木が多すぎる実を自然に切り離す現象が起き
かなりの数が減少するのですが、それでも・・・・・・・。
毎年下降線をたどる梅も、今年は良いんじゃない?なんて淡い期待が・・・・・。




大きさ的にはかなりなところですが、まだ細長い感じです。
普段以上に、世話をしてきた成果が出ることを祈っています。




 そんな梅の成長を横目に、愛宕の園地。
気合いを入れて、寒い冬場に外皮を高圧洗浄機で剥いたため普通黒い外観が
真っ白・・・・・・。



6尺の脚立の上から・・・・・。
高いところは平気なのですが、三半規管が弱いせいか?バランス感覚が悪く
不安定な場所に立つのが非常に怖い・・・・・。



6尺の天板に立っても(よい子はまねしない)一番上の枝には手が届きません。
(肝心の高所作業車はこの時点でリタイヤ・・・・・・あうー)



すぐ隣が梅畑、小屋の向こう側に横の柿のエリアがあります。




作業の様子。
機械化が進んだとはいえ、手作業が大部分を占めます。
世界最高水準のコンピュータさえも、人間の知識と経験と閃きにはかなわないのです。
答えを見いだせずエラーを出す様な状況でも、人間ならそれらを動員して
「こうかな?」と確証はないけど、何となくこう思う・・・・そんな答えを弾き出せます。

当たるも八卦当たらぬも八卦ではありますが・・・・・。
そこはそれ、三人寄れば文殊の知恵。
同じ品種を栽培する者が寄って、思いつくことを言い合えば新しい技術が生まれたりもします。




 横の柿の所でも述べましたが、一枝に1〜6つくらいの蕾(候補)が付いています。
そのままだと、実が小さくなるのとぶつかり合って傷が入ったり、重みで枝が折れたりします。




まず、一番根元に近い物。
そして、先端部の小さい蕾から順番に取り除いていきます。
まだこの段階では、奇形果は判らないため実の大きさ(蕾の大きさ)と
付け根ほど奇形果になる可能性が高いと言うことで、実が大きくなったときのことを考え
横又は下向きになっている蕾の大きい物を一つだけ残します。
一枝に一つ残しても、収穫時の実は大きいので受粉後の青い実の段階で
更に摘果(てっか)を行い、残す実を絞り込みます。
画像はまたその時期にUPします。


良く聞く質問ですが、我が家で栽培中の柿は「愛宕柿(あたごがき)・横の柿(よこのがき)」
の二種で、どちらも渋柿です。

はさみで摘み取ってすぐ出荷だと思われがちですが、実際は収穫の後風通しの良いところで
10日ほど乾燥させます。
ヘタの部分が茶色く萎れる位が目安。
そのあと、ビニール袋などにドライアイスと焼酎を入れ渋抜き※作業を行い(約10日)
鮮度保持剤と共に小袋に封入し箱詰めして出荷。

JAには渋抜き前の段階で出荷し、JAが独自の方法で渋抜きを行います。
(JA東予園芸で検索してみてください)


 昨年お買い上げ頂いた方から、バラツキがあると言われました。

渋抜きと言いますが、実際は渋が無くなっているわけではありません。
舌の渋みを感じる部分をブロックし渋み成分が直接触れない様にする成分を
作り出させます。
そのため、渋みを感じる部分が多い舌の持ち主は「?」と違和感を感じることもあります。
大きさ、気温・・・・様々な要因でも変化するため最大の課題ともなっています。
今年は、昨年の経験を生かし喜んで頂ける様様々な話し合いと検討を行っていっております。


ご意見ご質問がある方は、メールをどんどん送ってください。
(TOPページにあります)

掲示板もあります
http://www3.ezbbs.net/13/s1969s/


2008年5月4日(日)
▼ゴールデンウィーク・9日目
 昨日から、今朝にかけて開花ラッシュだったため、昨日開花した花が
今日開花した花に被さってしまい、もう何がなにやら・・・・・。

一応めしべに向けて集中して花粉を飛ばすのですが、「どばーっと」は付けないので
一々確認せず(数が多くて出来ない)赤いのが見えない気がするか
花の色が真新しい白色だったら、今日開花の未受粉花と判断し吹き付けます。





昨夕または、朝方受粉作業を行った花は夕方頃には既に色が変わってきたりします。
例年だと、翌日頃になって・・・・・・・・・・・・・・なので、気温の関係でしょうか?
かなり異例な感じです。






一昨日から本格的に受粉作業を始めた訳なのですが、初日頃の花は既に受粉を完了し
実となる部分が一回り以上大きくなっていたりします・・・・・。
受粉しながら、花びらが散っていくさまを見ることになろうとは思いませんでした。


そんな中事件が・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっちまった・・・・・・・・orz
つい出来心で・・・・・・・・・・・・。
楽を、楽をしたかったんです!掲示さん!!






ラミエルの最後みてえ・・・・・・・(笑)




石松子と液体増量剤(果糖液糖+寒天)とで、受粉にどのような違いが出るか?
1L分調合して試してみることにしました。
様々なタイプがあるのですが、今回JAから使い勝手を試すためお借りした物。
通常の細いノズルで霧状の物を作り出すタイプと違い
高圧洗浄機のように、ノズル内部に回転するコマが入っているタイプです。


そのため霧に勢いがあり、近づけすぎると風に花があおられてしまいます。
更にそのコマに回転させるための溝が彫ってあるのですが。
その溝に花粉が詰まってしまい、回転しない>霧にならない・・・・・。

投入前に、布濾しをして大きめの固まりを取っておけば良かったかもしれません。
輸入した花粉は、固まっていないのでそのままでも大丈夫らしいのですが
すべて輸入花粉でまかなうと、とっても(金銭的に)恐ろしいことになってしまうので
自家花粉の足りない部分を補うように使うのですよ・・・・・。


一台、海外で使われている物を購入したのですが・・・・・・・・・・・。
事前に試験しておけば良かった・・・・・・・・。
(ヘイワードは、液体受粉でほとんど済ます予定なので・・・・・)

三台目と予定していた物がいまいちなので急遽ネットで探してみましたが・・・・・・・。
意外と無いんだなあ・・・・・・・・。
人工授粉って、粉のまま・・・・・と言うのが一般的で、文章で受粉の様子や
試験結果は出ていても、どういう器具を使ったかが出てこないので
さっぱりだよ・・・・・・とほー。

やはり今ある物を工夫して使うしかないかな・・・・・・・・。




ちなみに、液体増量剤「花タッチ」はJAなどで注文を受け付けて一括購入なので
個人が買えるかわかりません。
まあ、中身は寒天と果糖液糖なので自作も出来そうですが・・・・・・・・・。
(本当にやって失敗した人がいるのでお勧めはしない。)
食品の組み合わせなので、甘くて美味しそうな気はしました・・・・。
次の機会に舐めてみよう・・・・・・。
色からして、ブドウジュース(どっちかというとアセロラの色でしたが・・・・)

2008年5月3日(土)
▼ゴールデンウィーク・山場
ゼスプリ(TM)ゴールドキウイの開花も今日明日あたりが山場となりそうです。
快晴となり、気温も昼からぐんぐん上昇・・・・・・。端っこまで花粉を付けて折り返し
復路を付けて行ってると、往路に新たな花が開花しているという例年にない
ハイペースで花が咲いていました・・・・・・。




まさに「白い悪魔」という表現が脳裏を駆け巡りました・・・・orz

自宅で、冷凍保存してあった花粉を自然解凍し増量&着色材となる「石松子」を混ぜ
撹拌。

これを専用器具に入れ、ポンプで風を送って吹き付ける訳なのですが



作ってすぐに使わないと、花粉が駄目になってしまうのですが・・・・・・。
開花スピードに受粉スピードが追いつきません・・・・・。
ありえねえ・・・・・・・・・。
撹拌しても撹拌しても・・・・・・花粉が足りない・・・・・・・・・・・。









まだ余裕があった昨日の話。
梅の実もだいぶ大きくなってきました。
まだ、付いた実がそのまま大きくなっています。
この後、生理落果によってかなりの実が自然に選別されます。
弱った木ほど、自分の養分が持って行かれて共倒れにならない様に
「がばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと!」
実を落としてしまいます。
剪定と肥料、そして灌水が大事になってきます。

全部残って欲しい・・・・・なんて思ったりもしますが、全部残るととても人手が足りない。
実も小さくなるしね・・・・・・・。

今年から、あの地獄の様な受け入れ&評価作業から解放されると思うと
とても愛おしい・・・・・・・・・(笑)

みんな辞めちゃったけど、誰が評価するんだろう・・・・・・・・・・・?
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